トラディショナル・ツインビート
パーペチュアルカレンダー
これは、ひとつの鼓動の物語です。その鼓動は、あなたの心を語り、ときに速く、ときに遅く、そっと静まりかえることさえあります。そしてその鼓動は、美しき高級時計にリズムを与えます。鼓動に耳を澄ませ、受けとめ、感じてください。感情の拍動に従い、身を委ねてみましょう。
2通りの振動数を選べる腕時計
現代のアクティブなライフスタイルに合わせてデザインされた「トラディショナル・ツインビート・パーペチュアルカレンダー」。
文字盤には、時、分、日付、月、閏年周期、パワーリザーブを表示します。時計着用時は、高速振動で動き、着用しない時は、自社開発製造ムーブメント、キャリバー3610QP を低振動に切り替え、時計機能を維持しながら、パワーリザーブを少なくとも 65 日間まで延長することができます。
スームーズな切り替えと長時間のパワーリザーブ
高速振動のアクティブ・モード(5Hz)と低速振動のスタンバイ・モード (1.2Hz)が時計機能を損なわずに切り替えられます。
スタンバイモードにより、パワーリザーブを65日間以上まで延長することを実現。 複雑機構と延長パワーリザーブを備えているにもかかわらず、極めてコンパクト(直径42mm、厚さ12.3mm)なデザインです。
永続的な動作に最も近いパーペチュアルカレンダー
「トラディショナル・ツインビート・パーペチュアルカレンダー」に搭載された特許出願中の機械式システムは、アクティブモード(5Hz、毎時3万6,000振動)とスタンバイモード(1.2Hz、毎時8,640振動)を瞬時に切り替えることができます。
アクティブモードとスタンバイモードの各テンプは、どちらも同じ主ゼンマイから動力を得て作動します。この方法はエネルギー伝達において最も効率的で、シングルパワーリザーブ表示を実現するための唯一の方法です。
創意工夫の製作
ムーブメントのプレートブリッジにはコート・ド・ジュネーブの装飾に加え、NAC処理が施されています。このダークカラーのコーティングは、同じように見える他の表面処理と比較して、格段に高い耐久性と強度を実現します。
文字盤では、18世紀に確立したと旋盤加工とフロスト仕上げの技法を現代的に再解釈し、洗練された放射状ギヨシェ模様とサンドブラスト面へと昇華しています。
伝統とモダンさの融合を象徴するこの文字盤は、複数の工程を経て組み上げられた二つの主要セグメントから構成されています。手作業によるギヨシェ装飾を施したゴールド製のセグメントを、サファイアクリスタル製の外周セグメントに精緻に組み込む構造です。
さらに、サファイアクリスタル製のセグメントにはゴールド製のアワーインデックスを配置し、レーザーエングレービングとインクの充填を行うことで、境目のない滑らかな外観を実現しています。