1950年代のエレガンスに着想を得て新たに誕生したパトリモニー・オートマティックには、フェミニンな魅力が詰まっています。ミニマリストなシルエットで時を超越したエレガンスが滲み出る「パトリモニー」コレクションに、新たに個性的なシグネチャーグラグラデーションが登場しました。職人技によって、ディープブルーとブラッシュピンクの文字盤が深みのある輝きを放ちます。

ひと際目を奪われるのが、ホワイトゴールドモデルのブルーグレー、ピンクゴールドモデルのホワイトのマザーオブパールがあしらわれたダイヤルから放たれる、類い稀な美しさです。細部までのこだわりに、メゾン独自の美のデザインが光ります。視覚的なハーモニーを完璧な調律に仕上げるため、ムーンフェイズ表示のディスクにはダイヤルと同色、そして月と星のモチーフにはケース素材と同じ色合いのゴールドに揃えられています。目の覚めるような美しさを放つ77のラウンドカットダイヤモンドが細身のベゼルとラグ、そしてリュウズにあしらわれ、極上のエレガンスを演出しています。

クリスタルの文字盤に目を凝らせば、新しいオーヴァーシーズ・トゥールビヨン・スケルトンが持つ、非の打ち所のないムーブメントの世界が見えてきます。オートオルロジュリーの複雑性を象徴するトゥールビヨンがついに、スケルトンタイプで「オーヴァーシーズ」コレクションに加わります。自社製キャリバー2160は再設計され、現代的な感覚で全面的にオープンワークが施されました。この魅惑的なタイムピースは、18Kピンクゴールド（5N）に加え、メゾン初となる全てグレード5チタン製の2モデルをご用意しています。

オーヴァーシーズ・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダーの核心に迫りましょう。18Kピンクゴールドにブルーダイヤルが組み合わされ、スケルトン加工はごく限られた時計職人のみが施せる特別な技術であり、目に見えない細部さえ何ひとつとして成り行きに任せることはありません。厚さわずか8.1mmのケースに凝縮されたパーペチュアルカレンダーの特性を隅々まで鑑賞することができ、その高度な技術と革新的な特徴が評価され、2020年のジュネーブ時計グランプリにおける受賞歴を誇っています。

新たなレ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スプリットセコンド・モノプッシャー・クロノグラフのリズムに合わせ、メゾンも新たな時を刻みます。この類まれなユニークピースは、機械式時計で最高峰に位置づけられるミニット・リピーターとスプリットセコンド・クロノグラフの2つの複雑機構を駆動する新しい手巻きムーブメント、自社製キャリバー2757を搭載しています。高度な技術に加え、美しいデザインや3つのスモールセコンドのダイヤルの視認性にもこだわり製作されました。

ユニークピースのレ・キャビノティエ・ ミニットリピーター・トゥールビヨン – フライングダッチマンは、ある呪われた船長の物語から着想を得て誕生しました。ダイヤルにはミニアチュール・エナメルとグリザイユ・エナメルの技法を用い、嵐の真只中で彷徨う幽霊船が極めて写実的なタッチ描き出されています。自社開発製造のキャリバー 2755 TMRには、1分間で1回転するように調速されたトゥールビヨンにミニット・リピーター機構も搭載されています。十数回もの焼成と2ヶ月に及ぶ工程の末、この傑作時計が完成しました。

レ・キャビノティエ・トゥールビヨン・ジュエリー -タツノオトシゴ-は、4つの芸術的技巧を駆使し、神秘的な生物に息を吹き込みました。ギヨシェ彫りやエングレービング、エナメル、ジェムセッティングの技が組み合わされ誕生したこのユニークピースは、細部へのこだわりが反映された傑作であり、海洋生物の中でも名声を博すタツノオトシゴが素晴らしい海の世界を称えています。ベゼルにはブルーサファイアの繊細なグラデーションが施され、奥行きと幻想的な世界観をもたらしています。18Kピンクゴールドのケースには、自動巻きにもかかわらず薄型のトゥールビヨンを搭載した自社製キャリバー216が内蔵されています。