時の記憶をたどる旅、「クロノグラム」

01月 2016

時の記憶をたどる旅、「クロノグラム」

2016年国際高級時計展(SIHH)に合わせ、ヴァシュロン・コンスタンタンは「クロノグラム」調査プロジェクトの成果を披露しました。このプロジェクトは、同社の並外れた保存記録を情報システムに変換し、その突出した価値を際立たせるために、EPFLの2つの研究所(デジタル人文科学研究所とEPFL+ECAL研究所)と協力して実施されたものです。

1775年から蓄積されてきた、並べると350メートルを超える資料には、ヴァシュロン・コンスタンタンの記憶が詰まっています。2014年、マニュファクチュールはこうした保存記録の持続性を確保し、記録に新たな命を与えるため、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の2つの研究所とパートナーシップを結びました。

EPFLデジタル人文科学研究所は約2年前から、ヴァシュロン・コンスタンタンの膨大な資料を本格的な保存記録情報システムに変換できる、新たなデジタル処理・自動転写技術の開発に取り組んできました。EPFL+ECAL研究所は視覚的言語・表示の原理に関するその研究成果に基づき、この過去からのビッグデータ遺産を、最新技術の可能性を探るような資料参照の体験に効果的に変換する装置を開発してきました。3つの装置――それぞれ仮面、フェンシングのヘルメット、パノラマ双眼鏡からインスピレーションを得たもの――によって、鑑賞者はヴァシュロン・コンスタンタンの歴史に浸ることができます。